オランダに移住が決まりました。
オランダ!?地図を引っ張り出して場所を確認して。。。
オランダ移住が決まって私が初めにしたことは
「地図でオランダの位置を確認すること」でした。
オランダの場所がよくわかっていなかったことと、
旅行が好きなので
地続きのヨーロッパの国々を旅行できるかなぁなんて思ったからです(←のんき)。
まあ場所の確認は当たり前として、
3人の子どもたちの母である私が
オランダ移住が決まって一番初めに憂慮して
行動に移したこととは。。。
オランダ語を家庭教師を見つける
オランダの国ではもちろんオランダ語が話されています。
オランダのホームページ、ラジオやユーチューブを見ても
どこもかしこもオランダ語だらけです。
「オランダ人は英語を流暢に話すから英語だけで大丈夫」
ということをネット上で見かけることがありますが、
実際は違うんじゃないかなと思いました。
それに
我が家は学齢期真っ只中な子どもたちがいるので
学校や社会生活では必ずオランダ語が必要になることは簡単に予想がつきます。
ちょっと想像してみたんですね、
オランダに到着した子どもたちがそこで初めてオランダ語を聞いた時。。。
どんな反応をするだろうって。
初めて聞く言葉に拒否反応を起こしてしまったらどうしよう。
それこそこの移住の楽しさが半減してしまう。
幼児期の4、5歳までならなんとでもなると思うんですけど、
我が家の子どもたちはもうすでに自我は発達している年齢。
「好き嫌い」「嫌、嫌じゃない」「できる、できない」
など自分の世界がもうできています。
親として今からできることって?
そうだ、オランダ語に触れる機会を作ろう!
オランダ語を教えてくれるネイティブを探そう!
ということを思いつきました。
オランダ語レッスンを始める
オランダ語の使用者数を調べてみました。
オランダ国内の人口と国外の第二外国語などを合わせて
2300万人の人が使っているそうです。
これは世界で50番目に使われている言葉だそうです。
50番目、という時点で汎用性の低さがわかります。
ちなみにウィキペディアで調べてみたんですけど、
世界でもっとも使われている言語を10位までコピーしますね。
1位 中国語 約13億人
2位 英語 約5億人
3位 ヒンディー語 約5億人弱
4位 スペイン語 約4億人
5位 アラビア語 約2億人
6位 ベンガル語 約2億人
7位 ポルトガル語 約2億人
8位 ロシア語 約2億人弱
9位 日本語 約1億人強
10位 ドイツ語 約1億人強
(ウィキペディアより)
こちらの表がズラーっと並んで
50番目くらいにオランダ語が出てきます。
ということでオランダ以外ではほぼ使われていないという、
学ぶ上でのモチベーションに自信がなくなりそうな結果です。
しかし
オランダに住むのですから
世界で使われているかどうかは関係ありません。
子どもたちから
「オランダ語、わけわかんない。こわい」
という感覚を防ぐためにできることは
少しでも「オランダ語わかる!」という感覚を植え付けるしかありません。
そのために
ネイティブのオランダ語の先生との接触が必要と考えました。
それから
運よくオランダ語ネイティブの先生と巡り会えて、
早速レッスンを開始しました。
レッスンと言っても
文法をきちんと学んだり、
単語の書き取りをしたり、
ということは一切していません。
遊びを取り入れたりして
自然と馴染ませていく手法でお願いしました。
実際に使われている言葉とか
挨拶とか数字や色など
オランダ語の基礎の基礎を極力シンプルに進めてもらっています。
目的はオランダを話せるようになる
ことではなく、
「オランダ語に対する免疫をつくる」
予防接種のようなレッスンです。
オランダ語は発音が独特です。
少しでもオランダ語を聞いたらわかりますが、
英語ともドイツ語とも結構違う発音に聞こえます。
日本語のままの口の形だとうまく発音できません。
発音がある程度できないと現地で通じない恐れがあります。
とは言ってもすぐには難しいと思うので
まずはオランダ語の耳を作ることが必要だと思います。
さて、
現在も進行中でレッスンがあります。
子どもたちのクラブや習い事、家族旅行、
オランダ語の先生の予定などが重なり
なかなか予定が合わないことも続きますが、
ゆるくゆるーくが基本。
焦らず楽しく前向きに。
半歩でも進んでいればいい。
という心構えでレッスンをしています。
言語レッスンで大切なスタンス
これは何事にも通じると思うんですけど、
あと1ヶ月後に国家試験がある!
という状況でしたら一日10時間とか勉強できると思うんですけど、
言語習得とか移住とかになったら生活そのものです。
いかに「嫌にならずに習慣に取り込めるか」
が鍵になると思います。
嫌になったらもう壁ができてしまって
その人にとってはキツいハードルになります。
嫌にならないように、リラックス。
これが何かを続けるキーワードだと思います。
脳はリラックスするときにその能力が発揮されます。
「嫌だ!」と思うと緊張して
やってもやっても全然入っていきません。
それじゃ本当に時間とエネルギーのムダになってしまいます。
逆にいうと、
なかなか言語レッスン、語学の習得が進まないケースは
壁ができていることが多いです。
このままだといくら言語レッスンを続けても非常に効率が悪いです。
大事なのはレッスンをする時間ではなく、
壁をどう克服していくかです。
壁を壊すのではなく、
自分自身の中に壁があることに気づくことが大事だと考えています。
それに気づいて
自分自身と向き合っていくと
壁は溶解していきます。
さあ、
私たち移住までもう少しなので
オランダ語に関しては今までのように淡々と
楽しくゆるく続けていけたらいいな。
それではまた!
Doei!